MTB PRIMEとMTB PRIME X 3つのポイント
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(1)オンラインストアのみで販売いたします。
日本ではこれまで全国のゴルフショップで展開して参りましたが、本モデルからオンラインの直販のみでの販売といたします。販売サイトは本オンラインストアの他、アマゾン、Yahoo!ストア内で展開するスネルゴルフジャパンのストアです。お店で見て買いたいというお客様には、ご不便をおかけして申し訳ありませんが、何でも値上げの世の中でも、より多くのゴルファーの方々に低価格で高品質なツアーボールをお届けするためです。ご理解賜れますよう、切にお願い申し上げます。
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(2)税込4,620円/1ダースから、送料弊社負担。
オンライン限定とすることで、従前よりも低価格での販売を実現しました。1ダースの定価は税込5,500円ですが、一注文当たりの購入数量が1ダース増えるごとに税込220円割引いたします。
5ダースお買い上げいただくと1ダースあたり税込4,620円です。大手メーカーのツアーボールの約3分の2の価格です。
※割引の適用は最大5ダースまでです。また、この割引は本オンラインストアでの価格で、アマゾン、Yahoo!ストアでは別の価格体系となります(別途同社に販売手数料を払う必要があるため)。
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(3)MTB PRIMEとMTB PRIME Xには明確な性能差を設けました。
MTB PRIMEは前モデルのMTB BLACKの後継、MTB PRIME XはMTB Xの後継として誕生しました。しかし今モデルでは性能差を明確にしました。
・MTB PRIME:打感がソフトで高スピン
・MTB PRIME X:カチッとした打感でスピン量抑えめ
ドライバーの飛距離性能は同じですが、MTB PRIMEは低弾道、MTB PRIME Xは高弾道です。
より詳しくは、次の動画をご覧ください。日本語吹き替え版、字幕付きです。動画の下にある日本語化したテキストも合わせてご覧ください。
2023 MTB PRIMEシリーズ
MTB PRIME X(白)1ダース★23年モデルにつきプライスダウン
MTB PRIME/MTB PRIME Xリリースの日本語テキスト
みなさん、こんにちは。スネルゴルフのディーン・スネルです。本当にお久しぶりです。コロナのパンデミックは大変でしたね。過去3年間は我々も大きなチャレンジを強いられました。パンデミックにより、サプライチェーンが大混乱となりました。大手メーカーは、ほとんどのゴルフボールに使われる材料であるサーリンのストックを持っていましたし、優先的に供給もされていたようです。しかし、我々のような中小企業は注文しても後回しにされてしました。材料がほとんど手に入らなかったため、ゴルフボールの生産ができませんでした。
辛抱強くお待ちいただいたことに、心から感謝申し上げます。
生産がストップした状況が1年半続きましたが、そのおかげで、研究開発に注力できたのは良いニュースです。そして、ついに材料不足の制約から抜け出し、素材と生産システムを自社で運用することができるようになりました。 この18カ月は大きな試練でしたが、全てをリニューアルすることができました。
私の後ろを見ていただければお分かりの通り、スネルは新しいボールをリリースしました。ロゴも新しくしました。新モデルは色、アライメントマーク、生産方法、カバーの材質、性能、パッケージ、そして値段、全てが新しくなりました。値段については後ほどご説明します。
これから、グローブ、ヘッドウェア、ポロシャツなど、新製品を続々と発表していきます。この1年半、我々はずっと沈黙を続けていました。
そして今日ようやくエキサイティングなニュースをお届けできることになったのです。
スネルゴルフは復活しました。私は嬉しくて、嬉しくてたまりません。
研究開発にあたって、我々はお客様から頂いたご意見全てを吟味しました。
2019年にMTB BLACKとMTB Xの2モデルをリリースして以来、改善のための研究開発は続けていました。
アップグレードの計画もあったのですが、コロナのパンデミックによりすべての計画がストップしてしまいました。
我々は皆さんからいただいた意見に耳を傾けた結果、いくつかの重要な特徴を新しい製品に反映させることにしました。
ひとつ目は、MTB BLACKとMTB Xの性能の違いについてです。どちらのモデルもフィーリング、飛距離、ショートゲームのスピンコントロール性能、どれをとってもトップレベルです。しかしMTB BLACKとMTB Xの差が小さかったのです。
この点についても多くの意見をいただきました。違いがよくわからないと。あるいはもっとソフトにできないか、もっとスピン量を増やせないのか、または減らせないのか。
例えばアイアンショットのスピン量が多すぎるゴルファーや、ランニングアプローチ中心のプレーヤーには、スピン量の少ないボールの方が合っているかもしれません。
こうした理由から、今回リリースするMTB PRIMEとMTB PRIME Xには明確な差を設けました。どちらも3ピースのウレタンカバーのツアーボールである点は同じです。しかしMTB PRIMEはよりソフトに、MTB PRIME Xはよりしっかり感のあるボールに仕上げてあります。MTB PRIMEは初代MTBの飛距離とスピン性能は維持しながら、よりソフトなフィーリングです。MTB PRIME Xは、アイアン以下のショットのスピン量を減らし、より硬めのフィーリングとなっています。
一言で言えば、MTB PRIMEはソフトで高スピン、MTB PRIME Xは硬くて低スピンなボールです。ちなみにドライバーの飛距離性能は同じですが、MTB PRIMEは低弾道、MTB PRIME Xは高弾道です。
二つ目として、エアロダイナミクスにも大幅な改良を加えました。どちらのモデルもディンプル数は322ですが、パターンが異なります。
MTB PRIMEにはソフトな感触に見えるパターンを、MTB PRIME Xには硬い感触に見えるパターンをそれぞれ採用しました。
性能面ではMTB PRIMEは高スピンで低弾道になるよう、MTB PRIME Xは低スピンで高弾道になるように、エアロダイナミクスを設計しました。
このように明確な違いを設けることで、皆さんの意見におおむね応えられたのではないかと思います。
三つ目は、2つのゴルフボールの色を変えたことです。 ゴルフのR&Dの世界では、真っ白なボールの方が打感が良く感じられる傾向があることが知られています。ですからフィーリングをボールの色で示せるようにしました。ソフトな打感のMTB PRIMEは、ソフトに見える色に、硬めのフィーリングを持つMTB PRIME Xは、少し硬めのトーンに仕上げてあります。ぜひ見比べてみてください。
四つ目はアライメントの線です。この点には多くの要望がありました。そこで、新モデルにはMTB PRIMEまたはMTB PRIME Xと書かれ、その両脇に2本の線がある。こんなアライメント機能を持たせました。これはパッティングのとき、ボールの位置合わせに使えます。わざわざペンで線を書かずに済みます。これは多くの方から「ほしい」と言われた機能です。我々は、さまざまなタイプのアライメント機能を検討し、アンケート調査も行いました。その結果、ベストの評価を得たデザインを実装しました。見た目はすっきりしていますが、機能としては十分です。
一つ付け加えたい点は、黄色についてです。最初のリリースは白のみです。黄色のボールは、今まさに開発中です。おそらく、2024年の初頭に準備が整うと思います。 それからは白と黄色の二色展開となります。
さて、最後に値段についてです。
皆さんに一番喜んでいただけるのは、おそらく値段ではないかと思います。
コロナ以降、あらゆるものの値段が上がりました。我々が仕入れる材料費も上昇する一方です。
しかし我々はもう一度自らのミッションに立ち返りました。それは高品質なゴルフボールをリーズナブルな価格で一般ゴルファーに提供することです。
そのためにコスト構造を改めて見直しました。
日本では、ゴルフショップ中心の店舗展開だったため、アメリカの価格に比べて高く設定していました。しかし、新しいMTB PRIMEとMTB PRIME Xは、オンラインのみで直販します。それにより、消費税の10%を除けばアメリカの価格とほぼ同水準で価格設定が実現しました。
具体的には、1ダースあたり税込5,500円です。さらに、一回の注文で数が増えるごとに220円割引され、5ダース以上買っていただければ、1ダースあたり税込4,620円です。これは大手ブランドのツアーボールの2/3の値段です。
ありがとうございました。