年別アーカイブ 2016

著者:snell2019

池ポチャのロストボールは性能に問題があるか?

池ポチャのロストボールは性能に問題があるか?

(質問)
池ポチャしたロストボールは性能に影響がありますか?

(ディーン・スネルの回答)
池に入ってすぐ取り出したボールは性能上の問題はありません。
ゴルフボールは長い間水に浸かっていると水分を吸収します。
ボールのコアが水分を吸収すると初速が極端に落ちてしまいます。そして、コアは一度水を吸ってしまうと、普通の状態では乾きません。
また、水分を吸収するとボールが重くなり、公式試合ではルールに抵触する恐れがあります。

できれば新品のボールでのプレーをお勧めします。

著者:snell2019

4ピースや5ピースのほうが性能が高いんですか?

(質問)
最近4ピースや5ピースのボールが増えていますが、MTBは3ピースです。
これで高性能と言えるのでしょうか?

(ディーン・スネルの回答)
確かに、最近は3ピースよりも多い層を持つツアーボールが増えてきています。
過去に私もそういった製品を開発していました。
3ピース=安い=性能が不十分なのでは? と疑問を持たれるのも、もっともなことです。
しかし、結論から言いますと、4ピースや5ピースだから性能が高い、ということではありません。
このことを理解していただくために、これから2つのことをお話します。

まず、ボールを開発するにあたって、もっとも重要な要素の一つに「スピン・カーブ」というものがあります。スピン・カーブとは、番手ごとにどの程度のスピン性能があるかを図示したものです。
以下の図をご覧ください。

ゴルフボールのスピン・カーブ
ゴルフボールのスピン・カーブ

この図は縦軸にスピン量(下から上に多くなる)、横軸にゴルフクラブの番手(左から右に小さくなる)が示されています。
ここに、糸巻きバラタ、2ピース、ツアー使用率の高いボールA、そしてスネルゴルフのMTB(マイツアーボール)のスピン・カーブのイメージが記されています。
まず、一番下の2ピースのスピンカーブを見てください。2ピースの一般的な特性はスピン量が少ないことです。番手が変わっても、スピン量がそれほど増えません。当社のGet Sum(ゲットサム)がこれにあたります。

次に、一番上の糸巻きバラタを見てみます。糸巻きバラタは全体的にスピン量が多くなっています。グリーンを捉えるショットはスピンが効いて良いのですが、ドライバーのスピン量も多いことが問題でした。昔のパーシモン時代の選手がロフトを立ててゴルフボールを潰すように打っていたり、少し前のトーナメントプロのドライバーのロフトが6度や7度だったりしたのは、このためです。

しかし、キャストウレタン・カバーのツアーボールが開発されてから番手ごとのスピン量の設計が可能になりました。
ツアーボールのスピン・カーブは、この図の中の2本の曲線です。
ウェッジのショットは糸巻きバラタと同じレベルのスピン量を持ちながら、ドライバーのスピン量は劇的に減っています。
紫色の曲線はツアーで人気のボールAです。赤色の曲線で示された当社のMTBは、そのボールよりもドライバーショットはスピン量が少なく、ウェッジのスピン量は同程度です。

さて、もう一つのポイントをご説明します。
下図は、ゴルフクラブの番手別にボールがどの程度潰れるかをイメージ化したものです。

ゴルフボールのコアとカバーの役割について
ゴルフボールのコアとカバーの役割について。

大きく分けると、ドライバー、アイアン、ウェッジの3種類のクラブが、それぞれコア、中間層、カバー層に作用します。これら3層をそれぞれ想定する番手の目的に合った機能を持たせることにより、番手別のスピン性能を作り出しているのです。

さて、最初のご質問に戻ります。
ある特定のプレーヤーが「ロングアイアンでもっとスピンがほしい」、あるいは「ショートアイアンのスピンをもう少し抑えたい」という要求したとしましょう。
それに応えるために、新しい層を加えて、特定の番手向けの性能を作ります。
それが4ピース、5ピースとなっていくわけです。
ゴルフボールに層を加えるごとに、製造コストが1ダースあたり何ドルかアップします。
それだけのコストを掛けてでも、もう一層、もう二層加える必要があるのか、ということなのです。

ですから、3ピースを超える多層構造は良し悪しの問題ではなく、特定の性能要求があるかどうか、という問題なのです。
私は3ピース構造で、ツアープレーヤーの使用に耐えうる性能は十分に実現可能だと考えています。

著者:snell2019

ゴルフボールのシーム(継ぎ目)は性能に影響しますか?

(質問)
私が最後に使ったシーム(継ぎ目)のあるゴルフボールはPentaでした。
MTBは最高のゴルフボールかもしれませんが、いまだにシームが存在するという点が納得できません。ゴルフボールの置き方によってはシームがボールの飛び方に影響する気がしていますが、実際はどうなのでしょうか。

(ディーン・スネルの回答)

※2016/11/20更新
先日行われたライブにて、ディーン・スネルが直接動画でこの問題に答えております。

更新部分はここまで※

シームに関する質問はとても興味深いものです。いつも不思議に思うのですが、二つのものが接着または化学的に結合された時に、いったいどうやって継ぎ目を無くすのでしょうか。言いかえると、継ぎ目なしにカバー内側にコアやマントルを入れるのでしょうか。
全てのゴルフボールにはシームが存在します。一見シーム無しに見えるゴルフボールは、図のようにシームをジグザクに配置することで、シームが目立たないように作られているのです。

ゴルフボールのシーム(継ぎ目)を目立たなくする方法について
ゴルフボールのシーム(継ぎ目)を目立たなくする方法について

カバーを組み合わせた後に接合部を研磨しますが、それでもシームは存在しています。
性能に関してもお答えします。USGAはとても厳しい対称性テスト(Symmetry Test)を行っており、ルール適合認定を受けるにはこのテストをパスしなくてはなりません。当社のゴルフボールはロングドライバーショット(例えば290ヤード)でどの向きでボールをティーアップしたとしても飛距離は同じです。スネルゴルフのディンプルパターンは、当然この対称性テストをパスしています。
安心してお使いください。

著者:snell2019

プレミアムゴルフボールのメリットとデメリット(投稿記事)

プレミアムゴルフボールのメリットとデメリット

ディーン・スネル

※以下の文章は、オンラインのゴルフ誌「golfwrx.com」に掲載された記事を、米国スネルゴルフの正規代理店、株式会社アジルパートナーズが翻訳・編集したものです。

(日本語訳)
こんにちは、ディーン・スネルと申します。私はスネル・ゴルフというゴルフボールの会社を経営しています。もしかすると、この会社名を聞いたことがある方、あるいは私のゴルフボールを使ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。そうであれば、私はとてもうれしく思います。

今日の話は私の会社がテーマではありません。本稿の目的は、皆さんが自分に最適なボールを選ぶためのアドバイスをすることです。

私は皆さんと同じように、熱心なゴルファーです。そして、同じようにこのサイトでゴルフのヒントを見つけています。私は皆さんからの、私の開発したボールに対するコメント、あるいはゴルフボール全般に関する意見を、とても楽しく拝読しています。それらの点が、この寄稿を引き受けた理由です。この記事によって、皆さんがいくつかスコアを縮め、何ドルか節約していただくことを願っています。

さて、世の中にはゴルフボールは2種類あります。というより、2種類しかありません。
一つは「プレミアムボール」。「ツアーボール」とも呼ばれています。
そして、もう一つはそれ以外。しかし、この先の話をシンプルにするために、「ディスタンス系ボール」と呼ぶことにしましょう。一般的にディスタンス系ボールのほうがツアーボールより低価格です。
ちなみに、どちらのボールを選ぶかはあなたの自由です。事実、私の会社では2種類のボールを両方ともラインナップし、ゴルファーにお勧めしています。
ツアーボールは確かに、ディスタンス系ボールより性能が優れています。しかし、だからといってすべてのゴルファーにツアーボールが必要なわけではありません。
以下の話を読み進めていただければ、その理由を理解していただけるでしょう。

私は27年間、ゴルフボールのデザインに携わってきました。その間にゴルフボールの設計は劇的に変化しています。あまりにも変化のスピードが速いので、多くのゴルファーはツアーボールが一体どういうものなのか、正しく理解していないのではと思います。
90年代初頭を振り返ると、ゴルフボールの性能テストはドライバーと8番アイアンで行っていました。タイトリストの「ツアー・バラタ」が当時のツアーボールでしたが、ドライバーのスピンがとにかく多かったものです。実際、当時のツアープロはロフト6度や7度のドライバーを使っていました。これは、ドライバーのスピン量を少しでも抑えるためです。アベレージゴルファーはもっとスピン量が多いので、ボールは吹き上がり、右にも左にも大きく曲がっていました。
当時アベレージゴルファーのドライバーのスピン量は4000rpm程度ありましたが、最近のツアーボールを使えば、2500rpmのドライバーショットを打つこともできるようになりました。スピン量が減ればドライバーは飛ぶようになります。アベレージゴルファーがディスタンス系ボールを好むのは、グリーン上でビシっと止まらなくても、飛距離が欲しいからです。
ツアー・バラタ全盛時代からしばらくの後、今日のツアーボールは複層構造になっています。それにより、番手別にスピン量をコントロールすることが可能になりました。これが意味することは、最近のツアーボールは、昔のツアーボールのコントロールと、昔のディスタンス系ボールの飛距離性能の両方を持ち合わせている、ということです。
そして、最近のディスタンス系ボールは、昔のそれよりもずっと飛距離が出ます。しかし、番手別にスピン量がコントロールされているわけではありません。どんなクラブで打ってもスピン量が少ないのです。そのため、曲げたいときにゴルフボールが曲がらなかったり、高く上がりすぎたり、場合によってはフライヤーになってしまうこともあります。

さて、これからが本稿で一番大事な話です。

ツアーボールもディスタンス系ボールも、ドライバーの飛距離は同じです。理由は、第一線のゴルフボール設計者は、ドライバーのスピン量をほぼ同じ範囲で開発しているからです。そして、ディンプル数は各ボールの特性に合わせて最適化されています。ほとんどのゴルフボールはUSGAのルール上限に合わせて作られています。言い換えれば、きちんとしたメーカーのボールは、USGAルール上限のドライバー飛距離性能を持っています。
しかし、グリーンを狙うショットでは、ツアーボールの性能がディスタンス系ボールのそれを凌駕します。統計的に150ヤード以内のショットが一番多く、さらにその半分は100ヤード以内のショットです。150ヤード、100ヤード以内では、ツアーボールの恩恵を受けるゴルファーが少なからずいます。ツアープロのようにバックスピンでボールを戻せるほどではないにせよ、ツアーボールはグリーン上でスピンがきちんとかかります。
ウェッジのショットでは、スピン量が1000rpm増えるごとに、グリーン上の落下地点からの距離が5フィート(約1.5メートル)、より近くに止まります。ゴルフボールが狙ったところに止まれば、バーディーの確率は増え、3パットのリスクも減ります。

つまり、ドライバーのスピン量が少なく、ショートゲームのスピン量とコントロールが増すことが、ツアーボールの最大のメリットです。
とはいえ、最近のゴルフボール選びは、ほぼフィーリングの世界に入っています。昔のディスタンス系ボールはフィーリングが硬く、ツアーボールは柔らかいという印象がありました。上級者はソフトなフィーリングを好んだものです。しかし、飛距離性能を伸ばすために、ツアーボールは年々少しずつ硬くなってきました。そして、反対にディスタンス系ボールのフィーリングは柔らかくなってきました。
さらに、これは昔も今も同じですが、ディスタンス系ボールの耐久性はゴルファーにメリットがあります。ディスタンス系ボールのカバーに採用されているアイオノマーやサーリンは、切れたり傷がついたりしにくいという特性を持っています。しかしながら、最近のウレタンカバーの技術革新により、ツアーボールの耐久性も非常に高くなってきています。

ツアーボールの最大のデメリットは、値段が高いことです。1ダース48ドルもします。ディスタンス系ボールよりツアーボールのほうが値段が高いことには理由があります。ツアーボールは最低でも3層構造になっていますから、ここにコストがかかります。加えて、ウレタンのカバーは材料費も工賃も高くつきます。

さて、ここまでお読みになって、まだどちらのボールがよいか決めきれないあなたに、もう一つアドバイスを差し上げましょう。
ツアーボールとディスタンス系ボールをそれぞれ1スリーブ(3個)ずつ買って、ゴルフコースで打ってみてください。そして、100ヤード、75ヤード、40ヤードで何度か試してください。さらに、いろんなライからアプローチと、パットを打ってみてください。
これを何ホールか試せば、どのボールが好きかわかってくるはずです。その結果ツアーボールを選ぶとは限りません。印象も結果もたいして変わらないのであれば、わざわざツアーボールを買う必要はありません。

著者:snell2019

カバーが薄くて柔らかいとなぜスピンが掛かるのか?

キャスト・ウレタンカバーとは?の中で、TSU(熱硬化性ウレタン)は耐久性が高く薄いカバーができるという話がありました。
では、カバーが薄いとどのようなメリットがあるのですか?

(ディーン・スネルの回答)
薄くて柔らかいカバーのボールを打つと、ウェッジのフェースの溝が内側のマントル層を掴み、フェイスの上をボールが長く乗るため、打ち出しが低くスピンが掛かります。
一方、厚く硬いカバーはフェイスの溝がマントル層まで届かないため、ボールはフェースの上を滑ります。そのため、打ち出し角が高く、スピンが掛かりにくなります。

なお、スネルのMTB(マイツアーボール)で採用しているTSU:熱硬化性ウレタンは、非常に薄いカバーを作ることができます。しかも柔らかくするほど耐久性が上がります。
比較的安価なツアーボールで採用されているTPU:熱可塑性ウレタンは、TSUほどカバーを薄くできませんし、一般的に柔らかくすると耐久性が落ちてしまいます。

著者:snell2019

ツアープレーヤーがスネルゴルフのボールを使用する予定はありますか?

(質問)
ツアープレーヤーがスネルゴルフのボールを使用する予定はありますか?

(ディーン・スネルの回答)
「絶対にない」とは断言しませんが、スネルゴルフは現在、抑えたコストはゴルファーに還元する体制を取っています。スネルゴルフがツアー選手と契約を結んだ時点で、ボールの値段を上げる必要が生じます。

2016年シーズンは3人のプロからアプローチがありました。
要求する契約金は25万ドルでした。
ボールの評判が良いので、おそらく来シーズンは10人が使うと思います。
契約金にすると250万ドルです。

私がスネルゴルフを始めるときに決めたことは、トーナメント性能のゴルフボールを、誰もが使えるようにすることでした。
MTBにはボールの材料、製法、性能に一切の妥協はありません。
むしろ、最高の材料で、最も複雑な製法で作っています。
リーズナブルな値段でお届けできるのは、ボールの製造コスト以外の費用が無いからです。

そんな方針がありますので、契約金の話は丁重に断りました。
昨シーズンは2人の選手がスネルでプレーしました。
彼らに契約があるので、私の口から選手名は言えません。
一人はQスクールの最終ステージにいます。
来シーズン一年通してMTBを使う予定ですが、私は契約金を払いません。
そのプロはツアーで賞金を稼ぐためにMTBを使うのです。

ツアープレーヤーから、今使っているボールよりいいと高く評価してもらえたとしても、私が彼らに話すのは、
18ホールしっかりとパットを沈めて賞金を稼ぐ方が、スネルに要求する契約金よりもずっとお金になる。
毎週MTBでプレーすれば、パットが入って賞金が稼げる。

そう話しています。

繰り返しますが、ツアーに関しても、絶対に不可能だと言いたくはありません。
しかし現時点では、スネルゴルフは一般ゴルファーの皆さんに高性能なボールをリーズナブル価格で提供することを第一目的にして仕事をしています。

著者:snell2019

キャストウレタンとは何ですか?

(質問)
ツアー用のボールは、すべて薄いキャストウレタンカバーを採用していますか?
もしそうだとすれば、なぜですか?

(ディーン・スネルの回答)

キャスト・ウレタンは非常に優れたカバーです。
現時点ではベストの素材であると、私は考えています。
キャスト・ウレタンが初めて採用されたのは、95年に日本で販売されたタイトリスト「ツアー・プレステージ」です。
その後Professional、プロV1に取り入れられました。
まさにツアー選手のためのカバーと呼ぶべき素材で、Professionalはメジャーで勝っただけでなく、選手に数多くの優勝をもたらしました。

ところで、ツアーボールの多くにはウレタンカバーが採用されています。
ウレタンカバーと一言でいいますが、実は2種類あることはご存知でしたか?

それは、「熱可塑性ウレタン」と、「熱硬化性ウレタン」です。
はっきり言って、全く異なる素材です。

まず、熱可塑性ウレタンについてです。
英語ではThermoplastic Urethane、略してTPUと言います。
これは、熱を加えると形が変わる(=可塑性)ウレタンです。
扱いやすいため、スマホのケースなど、日用品に幅広く使われています。

もう一つは、熱硬化性ウレタンです。
英語では、Thermoset Urethane、略してTSUと言います。
その製法から、キャストウレタンとも呼ばれます。
これは、熱を加えると固まるウレタンです。
一度固まってしまうと元に戻すことができず、扱いは簡単ではありません。

さて、ゴルフボールの話に戻ります。

ブリジストン、スリクソン、キャロウェイなどはTPU(熱可塑性ウレタン)をカバーに使っています。
これは、押出し鋳込射出成形の固形ペレットを使っています。
ウレタンの固形ペレットを型に入れて、熱を加えながら射出成形します。
だいたい、50秒で8個のボールを作ることができます。

もし不具合が出れば、塗装を剥がし、TPUを溶かして作り直すことができます。
熱で溶かすことができるからです。
また、一般論としてカバーは厚めです。
これが、熱可塑性ウレタン(TPU)です。

一方の TSU(熱硬化性ウレタン)は、液体です。
AとB、2種類の液体を混ぜ合わせて30秒から60秒待つと、固まって、元には戻りません。
化学的に結合するために、溶かすことができません。
不具合が出ると、スクラップです。
そうした問題があり、お金もかかります。

液体のTSUを入れた鋳型にコアを乗せ、TSUを入れた別の鋳型を上からかぶせてボールの形にします。この部分が「キャスト」という工程です。
いろんな工程を経ると、ボール一個を作るのに20分かかります。

TPUは50秒で8個作れますが、TSUでは20分で1個しか作れません。
しかし、TSUのキャストウレタンはカバーを非常に薄くできますし、
耐久性はTPUとは比較になりません。

TSUキャストウレタンは柔らかくすればするほど、耐久性が上がりますが、
TPUでは柔らかくすればするほど、耐久性が落ちてしまいます。

現在この技術でゴルフボールを作っているのは、タイトリスト、テーラーメイド、スネルゴルフがあります。

2種類のウレタンカバーの違い

(画像をクリックまたはタップすると最大化されます)

著者:snell2019

スネルはなぜ他のツアーボールより安いのですか?

(質問)
スネルのボールはなぜ他のツアーボールより安いのですか?

(ディーン・スネルの回答)

至ってシンプルです。他のボールメーカーとは違い、スネルゴルフは大規模なマーケティングや広告はしませんし、選手契約や営業担当者もいなければ、中のスタッフも必要最小限です。そうして節約したお金を、ゴルファーの皆さんに価格という形で還元しています。
だから、ツアー品質のボールをこの値段で販売できるのです。
ただし、ボールの素材と製法については一切の妥協はありません。現時点で考えられるベストな材料を用いて、最も手間のかかる製法でゴルフボールを作っています。

著者:snell2019

ボールはどう選んだらいいですか?

(質問)
ディーン・スネルはこれまで、タイガー・ウッズ、セルヒオ・ガルシア、ジャスティン・ローズ、ジェイソン・デイ、ダスティン・ジョンソンなど数多くのPGAツアー選手とゴルフボールのテストを行ってきたそうですね。私たちアマチュアゴルファーは、その経験から何を学ぶことができますか? また、ゴルファーが自分に最適なボールを見つける方法を教えてください。

(ディーン・スネルの回答)

私がこの業界に入った1990年当時は、ドライバーと8番アイアンのスピン量をテストしていました。 しかし最近ではプレーヤー自身が打つよりもむしろ、ショートゲームでボールがどういう動きをするのか、グリーン上で何時間も観察しています。
これが上手くいけば、30ヤード、75ヤード、サンドウェッジのフルショットを実際に打ち、弾道やスピン、フィーリングを確認します。
次に、ミドルアイアンとロングアイアンを打ちます。主に風がアゲンストの状態でのボールの挙動をテストします。
その過程でいくつかのプロトタイプを試せば、プレーヤーは自分が好きなボールがだんだんとわかってきます。
そして、やっと最後にドライバーを打ち、高さと弾道をチェックします。
正直なところ、現在のゴルフボールは、ドライバーの飛距離に関してはほとんど同じです。
以上の点から、アマチュアゴルファーの方にとっても、100ヤード以内の性能でボールをテストすることをお勧めします。

著者:snell2019

ゴルフボールを保管する際の理想的な温度を教えてください。

(質問)
ゴルフボールを保管する際の理想的な温度を教えてください。
ボールを寒いまたは暑い場所で保管した場合どうなりますか?

(ディーン・スネルの回答)
約21度が理想的な保管温度です。極端に寒いか暑い場所ではボールを車のトランクに入れっぱなしにしないでください。
ボールの理想的な保管温度は約21~22度ですが、ゴルフボールが最適な性能を発揮する温度は21~32度と幅があります。気温が4度くらいまで下がると、表面カバーと素材が固くなり、ボールのスピードとスピン量が著しく下がります。また、車のトランクのような温度が上がりすぎる場所では、カバーが柔らかくなり、ボールスピードが落ちてスピン量が増えます。
ボールは家の中で保管してプレーする時に持出し、もし極端に寒いか暑い場合にはホールごとにゴルフボールを使いまわせばラウンドに支障が出ることはありません。